Google Flow(Google Flow 3を含む)は、プロンプト入力から高品質な映像や音声、シナリオ展開を生成できるAIクリエイティブスタジオです。
映画のようなシネマティックなシーン制作から短編動画、オリジナル音楽の生成までを一貫して行えるのが最大の特徴です。
3つの動画生成モードとキャラクターの一貫性
用途に合わせて3つのモード(Text to Video、Frames to Video、Ingredients to Video)を使い分けることで、思い通りの映像を構築できます。
特に注目すべきは、同一キャラクターやオブジェクトを異なるシーンでも崩さずに登場させることができる機能です。
テキストから動画(Text to Video): プロンプトのみでゼロから動画を生成します。最大8秒のクリップが基本となります。
フレームから動画(Frames to Video): 開始フレーム(画像)と終了フレームを指定し、その間をAIに補間させるモードです。ロゴのアニメーション化や、特定のシーンへの滑らかなトランジションを作りたい場合に重宝します。
素材から動画(Ingredients to Video): キャラクターの「三面図」や「キャラクターシート」などの参照画像をアップロードし、プロンプト内で指定することで、デザインの破綻を防ぎながら別のアクションを生成できます。複数カットにまたがるストーリー映像を制作する際の要となる機能です。
カメラコントロールと空間の演出
Flowは、実写の映画撮影のようなカメラワークをプロンプトで細かく指定できる点が強みです。空間の奥行きや視点の移動を言語化することで、AIの解釈ブレを抑えることができます。
パン(Pan) / ティルト(Tilt): 空間の広がりを見せる水平・垂直の首振り。
ドリー(Dolly shot): 被写体に滑らかに近づく(ドリーイン)、または遠ざかる(ドリーアウト)動き。
オービット(Orbit shot): 被写体の周りをぐるりと回り込むようなアングル。プロダクト紹介などに有効です。
クローズアップ / 空撮(Aerial view): 被写体との距離感の指定。
プロンプト構築の基本要素
精度を高めるには、「被写体」「アクション(何をしているか)」「環境(背景や照明)」「カメラワーク」「スタイル(シネマティック、4Kなど)」の要素をプロンプトに盛り込むのが基本です。
シーンと音声の統合
生成したクリップは、内蔵のシーンのタイムライン上で直接編集できます。
クリップを追加・続きを生成
8秒のクリップの末尾を自然に延長したり、別のクリップを挿入することで、長尺の連続したシーンを構築できます。
ネイティブ音声生成
Flowの最大の技術的ブレイクスルーの1つで、映像の生成と同時に、そのシーンに合った効果音や環境音を出力します。足音や環境音などを後付けする手間が省けます。
声の参照
キャラクターに単一話者の声の参照を追加することで、複数シーンにわたって同じキャラクターの声を維持したセリフを生成することも可能です。

