Shotcut｜テロップ（文字）をキーフレームを使って動かす方法

Shotcutで、文字を動かす方法を説明します。
基本的なパターンは、文字クリップにキーフレームを打ち、フィルタを追加します。
プリセットの中にも複数のパターンがありますが、色々と「ん？」と思う事があるので、キーフレームを使って動かす事に慣れましょう。

素材の挿入

検証ver21.06.29
素材：pexels

最初に背景になる素材をShotcutに挿入します。

エクスプローラーからShotcutのプレイヤーへ素材をドラッグして追加します。

タイムラインのツールバー［現在のトラックに付加］をクリックしてトラックに素材を追加します。

テロップ（テキスト）用に新規のトラックを追加します。

a.［タイムラインメニュー］をクリックします。
b.トラック操作をポイント
c.映像トラックを追加をクリックします。

テロップ（テキスト）の挿入

位置とサイズを基準にし、キーフレームを使い、右から左へ動くテロップと、下から上へ動くテロップを動かしたいと思います。

※テキスト：シンプルは文字数制限があります。
文字数が多い場合は、「テキスト：リッチテキスト」フィルタを使用しましょう。
テキスト：リッチテキストに関してはこちらから＞＞

まずは、画面の解像度（サイズ）を把握しましょう。

右側の画面の外から始まり、左側の画面の外へ移動させます。
現在テキストのサイズは、1080pで幅一杯の1920に指定しています。
720pの場合は、1280・2160pの場合は、3840に合わせましょう。

再生ヘッドを先頭（0秒）の位置に合わせ、［拡大率］を25%に合わせましょう。
キーボードの［Home］ボタンでも先頭に戻せます。

a.位置を1920以上の値に変更しキーフレームボタンをクリックします。
※テロップが画面の右へ移動し、画面上から消えました。
b.テロップを停止させたい位置まで再生ヘッドの位置を移動します。
※ここでは映像の最後尾

c.位置を-1920以上の値に変更します。
テロップが画面の左へ移動し、画面上から消えました。

画面の下から始まり、画面の上へ抜けるように移動させます。
現在のテキストの高さは270ですが、フォント等によって変化します。
※幅のサイズを基準にしているので、高さは自動的に調整されます。

再生ヘッドを先頭（0秒）の位置に合わせ、拡大率を25%に合わせましょう。
キーボードの［Home］ボタンでも先頭に戻せます。

a.位置を1080以上の値に変更しキーフレームボタンをクリックします。
※テロップが画面の下へ移動し、画面上から消えました。
b.テロップを停止させたい位置まで再生ヘッドの位置を移動します。
※ここでは映像の最後尾

c.位置を-270以上の値に変更します。
※上の位置は0ですが、テキストの高さが270あるので、高さを見込んだ数値を決めます。
テロップが画面の上へ移動し、画面上から消えました。